プレゼンをするのに、プレゼンタービューを見ながらやりたいんだけど、Canvaではどうやるの?
また遠隔でもプレゼン画面ををシェアできるのかな?
Canvaのプレゼンタービューは、参加者と発表者で画面を分けてプレゼンを行うことができ、Zoomなどで画面共有をして発表者はメモなどを見ながらがスムーズにプレゼンができるよ!さらに「Canvaライブ」機能を使えばYouTubeライブのように参加者がプレゼンテーションにコメントをつけることもできるんだ!
プレゼン参加者と画面をシェアしながらプレゼンをするのなら、Canvaのプレゼン機能の「プレゼンタービュー」または「スタンダード」をつかいZoomなどで参加者と画面共有をしましょう。
Canvaの「プレゼンタービュー」機能は、発表者だけが見れる「プレゼンタービュー」と参加者が見る「参加者画面」で分けてプレゼンテーションを行うことができ、プレゼンを彩ることができるリアクション機能もついています。
また「Canvaライブ」の機能でプレゼン画面と参加者をつなげば、参加者とコメントをプレゼン上で共有することが可能です!
- プレゼン発表者と参加者で見る画面を分けることができる
- プレゼン発表者にしか見れないメモ機能がついている
- 開始時間などに合わせてプレゼン参加者画面にタイマーを表示することができる
- バラエティ豊かなリアクション機能がついている
- Canvaライブで参加者をつないでプレゼンに質問やコメントをもらうことができる
ビジネスのプレゼンをするときは日頃からCanvaを利用している私が、Canvaのプレゼンタービューについてくわしく説明していくよ!
プレゼンをどのように行いたいかでCanvaのプレゼンテーション機能の「スタンダード」か「プレゼンタービュー」をつかい分けをするといいでしょう。
また、Canvaライブでは参加者が匿名でもコメントや質問を残すことができますし、コメントを他の参加者と共有も可能ですので匿名での投稿ができないYouTubeやインスタライブなどよりもより参加者のプライバシーが守られたライブを開催することができるのが特徴です。
Canvaのでプレゼンタービューの操作方法や、つかい分け方、Canvaライブをする方法をくわしく紹介します!
Canvaでプレゼンテーションを作成する方法を»【Canva】プレゼン徹底解説!初心者でもできるプロ級の仕上がり!で紹介をしていますのでぜひ参考にしてください。
Canvaのプレゼンタビューとは?
Canvaの「プレゼンタービュー」とは画面共有式のプレゼンテーションを行う際に、発表者が見る画面と参加者が見る画面をわけることができ、タイマーの設定や参加者とコミュニケーションを図るリアクションがつけられる機能のことです。
以下でCanvaのプレゼンタービューについて、画像と共にさらにくわしく説明をしていきます!
プレゼン発表者と参加者の見る画面を分けることができる!
上記はプレゼンタービューで、発表者が見れる画面と参加者が見れる画面を写したものです。
参加者が見る画面は全画面のプレゼンに対し、発表者が見る画面はページプレビューや時間、メモなどのさまざまな機能があり、プレゼンをしながらいろいろな操作ができます。
プレゼンの参加者には見れないメモ機能
Canvanのプレゼンタービューにはプレゼンの発表者だけが見れるメモ機能があります。
以下はプレゼンタービューのメモ機能を写したものです。
プレゼンタービューの左側にメモ機能はあり、表示中のプレゼンのページに対するメモをカンペのように残してプレゼンを円滑に行うことができます。
メモ機能はCanvaの「プレゼンタービュー」で直接書き込むこともできますが、Canvaのプレゼンテーションの編集画面からもあらかじめメモを残すことができます。
こちらはCanvaのプレゼンテーションの編集画面です。
画面下部の各プレゼンページのプレビューの左上にある「…」の中に「メモ」機能はありますのでぜひつかってみてくださいね!
プレゼンが始まる前や休憩中に表示できるタイマー機能
Canvaのプレゼンタービューには、プレゼンにタイマーを表示させることができます。
なお、以下は実際のプレゼンの参加者画面に表示させたタイマーです。
プレゼンが始まる前や、休憩を挟むプレゼンなどにプレゼンの開始・再会時間を表示させておけば参加者もいつプレゼンが始まるのかを把握できるのでとても便利です。
プレゼンタービューの「タイマー」は最小1分から最大9分まで、1分刻みで設定が可能だよ。
プレゼンタービューの「タイマー」のつかい方は以下を参考にしてください。
プレゼンタービューの上部にある「キーボード」のアイコンをクリックすると上記のタブが表示されます。
その中の「タイマー」をクリックすると、プレゼンの参加者画面で1分間のタイマーがスタートします。
また、タイマーを挿入したい場合にわざわざキーボードのタブを開かなくても、キーボードの「0-9」がタイマーのショートカットキーになっていて、タイマーでセットしたい分数の数字をプレゼン中にタイプしてタイマーをスタートすることもできます。
なお、2分から9分のタイマーを設定する場合はこのショートカットキーのみでしか操作できませんので覚えておきましょう。
プレゼンを盛り上げるリアクション機能
Canvaのプレゼンタービューにはプレゼンテーションを盛り上げる「リアクション」機能がついています。
プレゼンテーションのリアクション機能は「タイマー機能」と同じ「キーボード」のアイコンの中に収納されています。
また、すべてのリアクション機能をショートカットキーで操作することができます。
- ぼかし:B
- クワイエット:Q
- バブル:O
- 紙吹雪:C
- ドラムロール:D
- カーテンコール:U
- マイクドロップ:M
- 閉じる:X
以下でそれぞれのリアクション機能をさらにくわしく説明していきます!
ぼかし
「ぼかし」機能は参加者画面全体にぼかしを入れプレゼンの内容をはっきり見えなくすることができます。
たとえばプレゼンが開始する前などにあらかじめ「ぼかし」を入れていてもいいですね!
クワイエット
「クワイエット」機能は、共有画面上でガヤガヤとうるさくなってしまった場合に参加者全体に静かにするようにアピールすることができます。
クワイエット機能はアニメーションになっていて、顔文字が「しーっ」と言いながら可愛らしく動きます。
プレゼンが始まる前やプレゼンの最中に場合によって「クワイエット」を使用するれば、進行もスムーズにいきますね!
バブル
「バブル」機能はシャボン玉のアニメーションが下から上にわきあがってくる、プレゼンを可愛らしく演出できるリアクション機能です。
ショートカットキーの「O」を押せば押すほど表示するシャボン玉の数も増えていきます。
紙吹雪
「紙吹雪」機能は紙吹雪が下から上に発射し、ヒラヒラと落ちていくアニメーションで演出ができるリアクション機能です。
プレゼンテーションで誰かの表彰をするときなどに「紙吹雪」をつかうとその場を盛り上げてくれそうですね!
ドラムロール
「ドラムロール」は「ダラララララララ…」というサウンドとともにドラムのアニメーションが表示されるリアクション機能です。
何か重大な発表をするときの前などに「ドラムロール」を使用するとよさそうですね!
カーテンコール
「カーテンコール」はプレゼンテーションの参加者画面に一時的に幕を下ろしておくことのできるリアクション機能です。
プレゼンテーションが始まる前や、休憩に入る手前、プレゼンテーションが終わるときなどの節目に「カーテンコール」を使用するとよさそうですね。
マイクドロップ
「マイクドロップ」はマイクを握っていた手からマイクを落とすアニメーションが表示されるリアクション機能です。
日本ではあまり馴染みがないですが、「マイクドロップ」はスピーチなどを終えた後に「大成功だ!」とアピールするときの欧米のジェスチャーです。
プレゼンテーションの終わりに「マイクドロップ」をつかってみるのもいいかもしれませんね!
閉じる
「閉じる」は表示させていたリアクション機能を消すことができます。
リアクション機能を複数ミックスしてつかうことができる
リアクション機能はひとつだけでなく、複数をミックスしてつかうことも可能ですのでぜひいろいろなリアクション機能をつかってプレゼンテーションの場を盛り上げてみてください。
上記の画像は「バブル」と「ドラムロール」と「カーテンコール」を合わせたときの参加者画面の表示です。
Canvaのプレゼンタービューの開き方
Canvaのプレゼンタービューを開きましょう。
以下の手順に従ってください。
- 編集画面の右上の「共有」をクリック
- 開いたタブの中の「プレゼンテーション」をクリック
するとタブの表示が以下の用に変化します。
- 「タイプ」の▽をクリック
- 「プレゼンタービュー」を選択
- むらさき色の「プレゼンテーション」をクリック
すると以下の用にウィンドウが2つ開きます。
Canvaの編集画面にはプレゼンタービューが表示され、別に開く小さい方のウィンドウがプレゼンテーションの参加者側に映るウィンドウのプレビューです。
これでCanvaのプレゼンタービューを開くことができました。
つづいて、プレゼンを参加者と画面共有でつなぎプレゼンテーションを行うにはどうしたらいいかを説明していきます。
Canvaで画面シェアしたプレゼンをするには?
Canvaの「プレゼンタービュー」のつかい方がわかったら、実際に参加者を集めてプレゼンテーションを開催するにはどうしたらいいでしょうか?
参加者と画面共有をしたプレゼンテーションをするのなら、Zoomなどのミーティングができるツールに参加者を招待し、そこで画面共有をしてプレゼンを行いましょう。
その際に「Canvaライブ」機能で参加者とプレゼンをつなげて、参加者全員がプレゼン上に質問などのコメントをつけられるようにすることができます。
「Canvaライブ」のリンクにアクセスしたらプレゼンテーションも見れてコメントも打てるようにすることはできるのかな?
残念ながらCanvaライブ機能はあくまでもプレゼンと参加者のコメントをつなぐもので、Canvaライブからコメントはできてもプレゼンの閲覧ができないよ。だからプレゼン画面の共有はZoomなどの外部ツールをつかわなければならないんだ。
少しややこしいように感じると思いますので、Canvaでプレゼンテーションライブをするための機能がどのように分かれているのかを以下にまちめてみました。
- Canvaの「プレゼンタービュー」はプレゼンテーションの画面を発表者と参加者に分け、さまざまな機能でプレゼンの場を盛り上げたり進行する機能で、画面を共有する機能はついていない
- Canvaのプレゼンテーションを参加者に画面共有したい場合はZoomなどの外部ツールをつかう
- Canvaのプレゼンテーションに参加者のコメントや質問などを共有するには、「Canvaライブ」機能でそのプレゼンにコメントをできるライブリンクに参加者がアクセスする必要がある
Canvaライブはプレゼンテーション上に参加者がコメントを残せる機能
上記で説明をしたとおり、「Canvaライブ」機能はプレゼンに参加者のコメントや質問を共有する機能であり、プレゼン画面の閲覧をするものではありません。
Canvaライブ機能はプレゼン機能の「プレゼンタービュー」または「スタンダード」でつかうことができます。
以下で「プレゼンタービュー」の画面を例にCanvaライプに参加者を招待する方法とつかい方を紹介します。
Canvaライブに参加者を招待する方法
「Canvaライブ」に参加者を招待するには以下の手順を参考にしてください。
- プレゼンタービューの左上の「Canvaライブ」をクリック
- 「新しいセッションを開始」をクリック
するとプレゼンタービューの画面は以下のように変化します。
「新しいセッションを開始」すると上記のようにCanvaライブへのアクセスリンク「canva.live」と、そのプレゼンライブに参加認証するための6桁のコードが表示されます。
「新しいセッションを開始」をクリックすると同時にライブはスタートするよ。ライブ中かどうかは画面上部に赤く表示された「ライブ」の文字で確認ができるよ!
ちなみにこれと同時にプレゼンタービューの参加者画面にも以下のようにCanvaライブのアクセスリンクとコードが表示されますので参加者へのライブ参加の呼びかけも簡単です。
続いて、Canvaライブに参加する方法を紹介します。
Canvaライブに参加する方法
Canvaライブに参加するには、まずはじめにライブのアクセスリンクである「canva.live」にアクセスしましょう。
ちなみに、スマホ・パソコン・タブレットどのデバイスからもcanva.liveにアクセスすることが可能です。
canva.liveにアクセスすると以下のような画面が表示されますので、6桁のコードをここに入力します。
コードを入力しCanvaライブの参加に成功すると以下の画面が表示されます。
これでCanvaのプレゼンライブにYouTubeライブのように、プレゼン発表者に直接コメントを送信することが可能です。
さらに、名前の入力は任意となっていますので、未記入で送信すれば「匿名」でコメントを付けることもできるので、聞きにくい質問などもしやすいですね!
Canvaライブでプレゼンにコメントをする
Canvaライブでプレゼンにコメントをしてみましょう。
名前(任意)とコメントを入力し「送信」をクリックします。
すると送信したメッセージの履歴がコメント入力欄の下に表示されます。
「ゴミ箱」マークをクリックすれば、送信済みのメッセージを削除することも可能です。
コメント送信後のCanvaのプレゼンタービューの表示は以下のようになります。
送信されたコメントはプレゼンタービューの右側に表示され、基本的に発表者以外コメントを見ることはできません。
プレゼンタービューのコメントをクリックしてみましょう。
すると以下のように参加者画面に発表者が抜粋したコメントのみを表示することができました!
コメントを画面から非表示にするときはコメントの右上にある「×」ボタンをクリックするか、もう一度プレゼンタービューの右側のコメントをクリックすれば、画面から消すことができます。
ちなみにCanvaライブは、名前を入力せずに投稿すれば匿名でコメントを残すこともできます。
コメントは発表者が抜粋しない限り、他の参加者は見ることができませんし、発表者にも名前がバレることはないのでちょっと聞きにくいような質問でも気軽にすることができますね!
ちなみに、プレゼンの参加者はプレゼンの視聴と、Canvaライブに参加する用で2つのタブで操作が必要になります。
なのでたとえばプレゼンを視聴するのはデスクトップ、Canvaライブに参加しコメントを送信するのはスマホなどとデバイスを分けるとよりつかいやすくなりますのでおすすめです!
スタンダードのプレゼンでCanvaライブをする方法
Canvaライブをするにはプレゼン機能の「スタンダード」と「プレゼンタービュー」のいずれかから開催できます。
すでに「プレゼンタービュー」でCanvaライブを開催する方法は、上記の「Canvaライブはプレゼンテーション上に参加者がコメントを残せる機能」で紹介をしました。
ですので、「スタンダード」のプレゼン画面からライブを開催する方法をこちらで紹介します。
上記はスタンダードのプレゼンの画面で、発表者も参加者も同じプレゼン画面を閲覧することになります。
画面下部に電波が飛んでいるようなアイコンがありますのでそちらをクリックしましょう。
すると、以下のように画面が変化します。
「新しいセッションを開始」をクリックしCanvaライブをスタートすることができます。
Canvaライブの始め方からCanvaライブに参加者を繋げる方法は「Canvaライブはプレゼンテーション上に参加者がコメントを残せる機能」をご覧ください。
スタンダードのプレゼン画面でCanvaからライブを開催するとプレゼンとコメントは以下のように表示されます。
一見同じように見えるのですが、「スタンダード」が「プレゼンタービュー」と大きく違うところは参加者画面にも、画面右側にコメントが表示されるので、プレゼンに参加してしている全員がコメントを読むことができるということです。
ちなみにスタンダードでコメントを非表示にする場合は画面右上にある「非表示」をクリックすれば、コメントを隠すことができます。
プレゼン機能の「スタンダード」と「プレゼンタービュー」でコメントの表示形態も異なるからシチュエーションによりつかい分けをするとよさそうだね!
Canvaのプレゼンタービューをつかえば参加者とコミュニケーションがとれプレゼンもスムーズに進行できる!
Canvaのプレゼンタービューは参加者画面と発表者だけがみれる操作画面でプレゼンの進行をスムーズに行ったり、たくさんのリアクション機能がついていてプレゼンを盛り上げることができました!
また、Canvaライブ機能をつかえば参加者がプレゼン上にコメントを残すこともできます。
コメントの表示もプレゼン機能の「スタンダード」と「プレゼンタービュー」で表示形態が異なるので、使い分けをして自分の理想のスタイルでプレゼンを行うことができますね!
- Canvaで作成したプレゼンの画面共有をするにはZoomなどの外部ツールをつかう
- プレゼンタービューはプレゼン発表者と参加者の見る画面を分けることができる
- プレゼンタービューでプレゼンのメモを見て進行したり、リアクション機能で場を盛り上げることができる
- Canvaライブ機能でプレゼン参加者がコメントを残すことができる
Canvaのプレゼンを参加者と画面共有をして行うなら、ぜひプレゼン機能の「プレエンタービュー」をつかってみてくださいね!
Canvaでプレゼンテーションを作成する方法を»【Canva】プレゼン徹底解説!初心者でもできるプロ級の仕上がり!の記事でくわしく紹介をしています。
また、プレゼンテーションを作成するならMicrosoftのパワーポイントも忘れてはいけません!
Canvaドクターを運営するオフィスドクターシリーズには「パワーポイントドクター」もありますので、ぜひプレゼン制作の参考にしてくださいね!