画像の背景だけ切り抜いて、人物だけきれいに残したいのだけど、これってCanvaでできるのかな?
Canvaには背景を自動的に切り抜くことのできる「背景リムーバ」機能があるよ!とても簡単で便利な機能だから、ぜひ覚えよう!
今回は、Canvaで人物の背景を切り抜く「背景リムーバ」機能を解説していきます。
背景リムーバ機能をつかうと、背景を取り除いて人物だけを切り抜く以外に、残したい部分だけを切り取って残したり、特定の部分だけ消すことが可能です。
背景を切り抜く方法や、切り抜いた画像の修正方法をしっかり取得していきましょう。
- 「背景リムーバ」機能をつかう
- 細かい修正は、背景リムーバ機能の中の「ブラシを選択」をつかって手動で編集する
- 画像の背景を透明にしたいときは「透過背景」を選んでダウンロードする
パソコンのブラウザ版からスマホのアプリ版まで、Canvaをさまざまなやり方で使い込んでいる私が、背景の消し方と、特定の人物といった部分的に画像を切り抜いていく方法の2つを、詳しく解説していくよ!
背景を切り抜く「背景リムーバ」機能は、有料版のCanva Proで使えます。
Canva ProはCanvaアカウント登録後、有料版にログインして30日間だけ無料でつかうことが可能です。
まずは無料期間内でCanvaの背景リムーバ機能を試してみましょう!
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初心者でもデザインできる!
Canvaアカウントの登録方法や、Canvaをダウンロードする方法についてはこちら≫【Canvaダウンロード】プロ並みのデザイン作成ツールをダウンロードしよう!でも紹介しています。ぜひこちらも参考にしてみてください!
【Canva】自動で人物を切り抜く簡単手順
最初に、Canvaで画像の人物だけを切り抜いていく手順を解説していきます。
まず、Canvaのホーム画面から「デザインを作成」を押して、つくりたいデザインの画像サイズを選び、切り抜く画像を準備しましょう。今回、こちらの画像サイズはYouTubeサムネイルサイズ、画像はYouTubeサムネイルテンプレートの画像を使用しています。
- 画像をクリックすると「画像を編集」の表示がでる
- 「画像を編集」を選択
「背景リムーバ」をクリックします。
背景リムーバを押して数秒後に背景が切り抜かれます。
この切り抜きで大丈夫なときは「適用」を押しましょう。
こちらの時点で背景リムーバ機能が使えない!という方は、Canva Proが未登録となります。
Canva Proは30日間無料で使えるので、まずは無料登録をして背景リムーバ機能を試してみましょう。
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人物を切り抜いた画像のダウンロード方法
次に、切り抜いた画像に拡張子をつけてダウンロードしていきます。
ダウンロードをひらくと、画像の画質、画像のサイズ、画像の種類を選択する項目がでてきます。
- 「↓ダウンロード」を押す
- ファイルの種類から拡張子を選んで画質を決める
- サイズを調整する
- 「透過背景」などダウンロードする画像の種類を選択する(複数選択可)
- 「ダウンロード」をクリック
任意の項目を選んでダウンロードを押しましょう。
「透過背景」にチェックをいれてダウンロードすると、背景が透明な状態で画像をダウンロードできるよ!
ほかの画像と重ねて背景を変えることができるから、ぜひ覚えておこう!
背景を切り抜いて、透過した画像のダウンロードができました。
ダウンロードした画像の保存先は、使っているパソコンの設定によって変わります。
もし、ダウンロードした画像が見つからない場合は、Canvaのクラウド上に自動保管されている画像を再表示することが可能です。
再ダウンロードする場合や、編集を再開したりする場合、ダウンロードする項目を変えたいときなど、ホーム画面から「すべてのデザイン」を選択して、画像を再度みつけましょう。
切り抜いた画像を細かく修正したいときは『ブラシ』で整えよう!
切り抜きたい画像とは別の画像も切り抜かれて残っちゃった!
どうしたらいいんだろう!
そんなときは「ブラシ」という消しゴムのような役割の機能があるよ!
使いたくない部分や、切り抜かれて取り戻したい部分は、ブラシを使って手動で編集していこう!
背景リムーバ機能は、画像のメイン部分を自動的に切り抜いてくれるので簡単ですが、思っていたものと違う切り抜きになったときは、どのようにしたらよいのでしょうか?
手動でこまかい修正をするときには背景リムーバのあとに出てくる「ブラシ」機能をつかいます。
背景リムーバで細かく修正できる「削除」機能
「背景リムーバ」で不必要な部分まで切り抜かれてしまったときは、背景リムーバ直後に表示される「ブラシを選択」の「削除」を使って、いらない画像を取り除くことができます。
画像を消したい場合は「削除」を選択します。
「削除」を選択したら、マウスで画像の要らない部分にカーソルをあわせ、ドラッグ状態で不要な部分をなぞって消していきましょう。
修正が終わったら「完了」を押します。
画像の野菜やコップを手動で消すことができました。
切り抜かれすぎたときに便利な「復元」機能
背景リムーバや削除で消しすぎた画像を部分的に取り戻したいときは「復元」をつかいます。
「元の画像を表示」を選択すると、取り戻したい画像部分が表示されます。
元の画像を確認しながら修正できるので、復元の編集のときはこちらにチェックを入れましょう。
手動での画像修正が終わったら「適用」を押して、画像を「ダウンロード」して完了です。
背景リムーバ後に「削除」と「復元」をつかった画像が完成しました。
ここまで説明した通り、Canvaの背景リムーバ機能は誰でも簡単に背景を削除できるとても便利な機能です。
背景リムーバを使用するにはCanva Proに登録する必要があります。
Canva Proの背景リムーバ機能は正直あくまでもおまけ機能です。ほかにも
- 1アカウントで最大5ユーザーが利用可能
- 1億点を超える写真、イラスト、動画、オーディオなどが使い放題
- 様々なテンプレート(有料版でしか使用できないものもあり)
- 作成したデザインのサイズを自由に変更できる
- 100GBのクラウドストレージが使用できる
上記の機能は一部ですが特におすすめの機能です。
Canva Proは30日間無料で使えるので、まずは無料登録をして背景リムーバ機能をはじめ上記の様々なプレミアム機能を試してみましょう。
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人物の背景を切り抜きたいならCanvaがおすすめ!
今回、人物の背景を切り抜いていく「背景リムーバ」機能について解説していきました。
ブラシ機能の「削除」や「復元」をつかうと、さらに思い通りに切り抜くことができます。
それでは、背景を切り抜く機能についておさらいしていきましょう。
- 背景を切り抜くときは「背景リムーバ」を選択する
- 細かい画像修正は「ブラシ」機能をつかう
- 切り抜き後の画像をさらに消していきたいときは「削除」で消す
- 切り抜きすぎた画像を取り戻すときは「復元」をつかう
- 「透過背景」にチェックをいれると背景が透明の画像をダウンロードできる
Canvaの切り抜き機能は、人物や背景を切り抜くだけでなく、さまざまな形に切り抜いたり、文字の形に切り抜くこともできるので、デザインの表現の幅がぐっと広がります。
画像をさまざまな形に切り抜く方法についてはこちら≫Canvaの切り抜き機能を無料版から有料版まで徹底解説!の記事で詳しく紹介しています。
こちらもぜひ参考にして、思い通りに画像を切り抜いてデザインを構成してみてくださいね。