Canvaで動画に字幕やテロップを入れることってできるかな?
できればテロップが左から右に動くようなアニメーションがつけられるとうれしいな!
Canvaで簡単に動画にテロップや字幕を入れることができるよ!
あまり知られていない機能だけど、字幕やテロップにワンクリックでアニメーションをつけて文字を動かすこも可能だから、いっしょにやり方を見てみよう!
字幕やテロップの入った動画は、話し言葉が早かったり、音が小さい状況でも簡単に動画の内容を視覚的に視聴者に伝えることができます。
Canvaなら静止した字幕も、左から右に動くアニメーションをつけたテロップも、ポイントごとに動画の内容を強調させるテロップも簡単に編集することが可能です!
【テキスト機能でテロップや字幕を追加】
- テロップや字幕を追加したいシーンを選択する
- Canvaの「テキスト」機能で「見出しを追加」をクリックしシーンにテキストを追加する
- テロップまたは字幕を入力する
【動画テンプレートをつかいテキストを変換する】
- Canvaのホーム画面の「何をデザインしますか?」の「動画」をクリック
- 作成する動画のサイズを動画テンプレートから選択する
- 編集画面の「テンプレート」から気に入ったデザインを選択し編集画面に挿入する
- テンプレート上のテキストを自分の動画内容に合わせて変換する
Canvaで日頃から仕事でつかう動画資料を作成している私が、Canvaで編集した動画にテロップや字幕を挿入する方法をくわしく説明していくよ!
Canvaでテロップや字幕をつけた動画編集ができれば、子供向けの教材やビジネス用の資料、動画広告など幅広いデザインに活用することができます。
字幕つきの、より内容のわかりやすい動画編集をしてまわりと差をつけていきましょう!
Canvaで動画を編集する基本の方法を»【Canva】動画を編集する方法を徹底解説!誰でも簡単にできる!の記事でこれから動画編集を始める方にもわかりやすく説明していますのでぜひご覧ください。
Canvaで動画にテロップや字幕編集のルールを覚えよう!
まずはCanvaの動画編集でどのようにテロップや字幕を入れることができるのかを理解しておきましょう。
それはいったいどういうことなのか、以下の紙芝居でくわしく説明します。
Canvaで編集する動画に字幕やテロップを入れるには、テロップや字幕が変更されるタイミングで動画にカットを入れる必要があります。
上記はさまざまなシーンをつなげてひとつの動画にしたものです。
ひとつのシーンに入れたテロップや字幕は、次のカットがくるまで表示されます。
また、テロップや字幕はひとつのシーンに複数挿入することが可能です。
テロップに吹き出しや画像素材を入れてかわいらしくアレンジしてみるのもいいですね!
ところでテロップと字幕って違うものなの?
いいところに気がついたね!
字幕とは動画の人物やナレーションが話している言葉を一字一句書き起こしたもので、テロップは強調したいことをわかりやすく要点をまとめたもののことを言うよ!
ところでひとつのシーンが長かったり会話が収録されている動画など、シーンによっては途中で別のテロップや字幕に変えたいこともあると思います。
その場合は、シーンでテロップを変更したいタイミングにカットを加えてシーンを細かく分割し、テロップを加えればOKです!
シーンにカットを加える方法は以下の手順で操作してみましょう。
- シーンのカットを加えたい部分にタイムラインバーを配置する
- カットを加えるシーンの右上にある「…」をクリック
- でてきたタブの中の「ページを分割する」をクリック
これでシーンを好きなタイミングでかんたんに分割することができます!
また、シーンを分割するときはトラックを拡大するとカットしやすくなります。
トラックの下部にあるカーソルを右にスライドさせると、それぞれのトラックが拡大し横に長くなります。
カーソルは「トラックの拡大」モードまたは「編集画面の拡大」モードがあり、カーソルの右横のマークをクリックでどちらを拡大するかの切り替えをしてからトラックの拡大をしましょう。
とにかくテロップや字幕を変更するタイミングでシーンがカット(分割)されていればいいんだね!
そういうこと!
シーンをカットする「分割」の方法はテロップ以外の動画編集にもつかえるから覚えておくと便利だよ!
Canvaで動画にテロップや字幕を挿入する2つの方法!
Canvaで動画にテロップを入れるには3つの方法がありますので、どんなテロップの挿入の仕方が可能なのかをみていきましょう!
- 「テキスト」機能で動画にテロップや字幕を追加する方法
- 動画テンプレートをつかいテンプレート上のテロップを変換する方法
①Canvaの「テキスト」機能で動画にテロップや字幕を追加する方法
Canvaで動画にテロップや字幕を配置する方法は、「テキスト」機能で通常どおりに文字入力をするだけなのでとても簡単です。
- テロップまたは字幕を挿入したいシーンをクリックして選択する
- 編集画面左側の「テキスト」機能をクリック
- 「見出しを追加」をクリック
これで動画にテキストが追加されました。
その後は通常のテキストの編集方法でテロップや字幕の文字を変更していきましょう!
Canvaで文字を入力する方法を»Canvaで文字入れ徹底解説!おしゃれなテキストデザインは初心者でも簡単!の記事てとてもくわしく説明していますので参考にしてください!
②Canvaの動画テンプレートをつかいテンプレート上のテロップを変換する方法
Canvaの動画テンプレートを使用するには、まず動画に特化した編集画面を開きましょう。
その方法は以下の手順を参考にしてください。
- Canvaのホーム画面の「何をデザインしますか?」にある「動画」をクリック
- 「簡単の作成できるビデオ」の中から自分が作成する動画の種類やサイズを選択する
(今回のサンプルではもっとも一般的な動画のサイズの1920×1080pxの「動画」のテンプレートを使用します。)
動画のテンプレートから気に入ったものを選択して編集画面に挿入しましょう。
動画の編集画面にテンプレートが入ったら、ひとつずつシーンを編集をしていきます。
テンプレートにはすでに見本のテロップがレイアウトされているので好きな文章に書き換えるだけでOKです。
また画像・動画を変更したり、好きな素材を追加または消去してアレンジしましょう。
以下は動画テンプレートをつかってテロップや素材を編集したときのサンプルです。
このような感じで、動画テンプレートのテロップや画像や色、レイアウトなどを変更するだけで簡単におしゃれでプロっぽい仕上がりの動画を作成することができます!
動画テンプレートのテロップには元々アニメーションの機能も搭載されているものも多く、文字を書き換えるだけでむずかしい編集なくプロっぽい動画を作ることができるからおすすめだよ!
動画のテンプレートのくわしい使い方や編集方法を»【Canva】動画を編集する方法を徹底解説!誰でも簡単にできる!の記事の「Canvaの動画の作り方の基本を学ぼう!」の欄でくわしく説明しています。
こちらはCanvaの動画テンプレートで作成した動画で、加工方法はテロップを変換し画像を変更しただけです。
テロップには自動でアニメーションも付きますし、音楽も最初からついていました。
ぜひ、Canvaの動画テンプレートのクオリティをご覧ください!
Canvaでできるテロップや字幕の文字入れデザインサンプル!
Canvaで動画に追加したテロップや字幕をもっと見やすく縁取りや背景をつけることってできるのかな?
もちろん!
Canvaのテキスト機能を応用して多種多様の文字入れ方法で字幕やテロップをデザインすることができるから、どんなアレンジ方法があるのかをいっしょに見てみよう!
Canvaで編集した動画に追加したテロップや字幕は、Canvaのさまざまな編集機能でよりおしゃれに編集することができます!
文字を縁取りしたテロップや字幕
Canvaの「テキスト」機能の「エフェクト」にある「スプライス」をつかえば、簡単にテロップや字幕に縁取りをした袋文字にすることができます。
文字を縁取りする方法についてくわしくは»Canvaでテキストを縁取りした【袋文字】の作り方を簡単解説!をご覧ください。
テロップや字幕のフォントを変更
テロップや字幕のフォントもCanvaの「テキスト」機能で自由に変更することができます。
Canvaにはたくさんの日本語フォントが収納されており、フォントを変更するだけでガラッとデザインの印象を変えることができます。
Canvaの日本語フォントの紹介やデザインに合ったフォントの選び方を»【Canva】おしゃれな日本語フォントを紹介!おすすめの使い方!で説明しています。
また、有料版のCanva Proなら自分でフォントをアップロードしてつかうことも可能ですので、ぜひ»【Canva】フォントを追加しておしゃれなデザインを作ろう!の記事を参考にしてみてください!
有料版のCanva Proを30日間無料で試すことができます。
途中解約も可能ですのでぜひこの機会に試してみてくださいね!
テロップや字幕に背景色を入れる
テロップや字幕のに背景色を入れると文字がとても見やすくなります。
「素材」機能の「図形」から四角いものを選択し、形やサイズを変更して文字のうしろに配置しましょう。
背景色は自由に色を変更もできますし、背景色を半透明にすることもできます。
背景色を半透明にするには編集画面左上の「…」(もっと見る)の中にある「透明度」で調整することができますので、ぜひ試してみてくださいね。
ふきだしに文字を入れたテロップ
ふきだしなどの画像素材に文字を入れてかわいらしくテロップをアレンジすることもできます。
ふきだしは、Canvaの「素材」機能の検索欄で「ふきだし」とキーワードを入力するとさまざまなデザインが表示されますので好きなものを探してみましょう。
また、Canvaの「素材」には「ステッカー」という動く素材もあり、そちらも動画に挿入することができるのでおすすめです!
もちろん「ふきだし」タイプのステッカー素材もありますが、「図形のステッカー」も動画のテロップにはつかいやすいです。
Canvaのステッカー素材についてくわしくは»【Canva】無料でおしゃれなデザインが作れるツール徹底解説!の記事の「素材機能のつかえる無料素材」で紹介しています。
こちらはCanvaで編集した動画に字幕をつけて編集した動画のサンプルです。
どのような動画がCanvaでできるのかイメージしやすいと思いますのでぜひご覧ください!
テロップや字幕に左から右へ動くアニメーションをつける方法!
動画内の会話やナレーション、強調したい言葉に合わせて字幕やテロップに動きをつけることはできるのかな?
Canvaのテキスト機能の中にある「アニメート」という機能をつかえばテロップや字幕を動かすことができるよ!
Canvaには、あまり知られてはいない隠れ機能の「アニメート」があります。
「アニメート」をつかってテロップや字幕を左から右に向かって表示させるなど、さまざまなアニメーションエフェクトが付けられますのでぜひ動画製作をするなら試してみましょう!
テロップや字幕に動きのあるアニメーションエフェクトをつける方法は以下の手順を参考にしてください。
- 動きをつけたいテロップや字幕(テキスト)を選択する
- 画面上部にある「アニメート」をクリック
すると画面左側にたくさんのテキストアニメーション機能が表示されます。
この中から好きなエフェクトをクリックするだけでテキストにアニメーションがつきます!
ちなみにテロップの動きをプレビューで見たいなら、エディターのそれぞれのエフェクトにカーソルをマウスオンしてみよう!
ここでテキストが左から右に会話に合わせて表示されるようなエフェクトをつけて、編集してみましょう。
テロップを左から右へ動くアニメーションをつけるには「ベーシック」の中の「ワイプ」を選択します。
「ワイプ」を選択したら、左側のエディターの中に以下のような追加の編集機能が表示されますのでそれぞれの機能を説明していきます。
テキストアニメーションの追加設定は「ワイプ」以外のものを選択してもついてくるからぜひ参考にしてね!
開始時
「開始時」はシーンが開始するときにのみテロップや字幕にアニメーションがつく設定です。
ですのでシーン終了時にテロップは表示されたまま動くことはありません。
終了時
「終了時」はシーンが終了するときにのみテロップや字幕にアニメーションがつく設定です。
ですのでシーン開始時にテロップは最初から表示された状態になり、シーンが終わるときにテロップにアニメーションがつきます。
両方
「両方」を選択するとシーンの開始時・終了時の両方でテロップにアニメーションがつく設定です。
なお、Canvaのアニメートのデフォルトは「両方」に設定されています。
速度
「速度」でテロップや字幕につくアニメーションの速度を設定できます。
速度を速くしたい場合はカーソルを右に、遅くしたい場合はカーソルを左にスライドさせましょう。
向き
「向き」でテロップを表示するアニメーションが動く向きを変更することができます。
- ←:右から左
- →:左から右
- ↑:下から上
- ↓:上から下
逆の終了アニメーション
「逆の終了アニメーション」はアニメートを「両方」に設定したときのみに表示される追加設定です。
逆のアニメーションを「オン」にすると、たとえばシーンの開始時にアニメーションが「左から右」に流れてはじまった場合、シーンの終了時にはアニメーションが「右から左」に流れて終了します。
アニメートでテロップや字幕にさまざまなアニメーションが簡単につけられるから、ぜひいろいろと試してみてね!
なお、以下はCanvaで作成した動画にテロップをつけ、さらにテロップひとつひとつにちがう「アニメート」のテキストアニメーションをつけたサンプル動画を作成してみましたので、ぜひご覧ください!
なお、このサンプル動画ではテロップのほか音楽や効果音も挿入しています。
Canvaで動画に音楽や効果音を入れて編集する方法を»【Canva】動画に音楽を入れて編集しよう!音声の消し方も紹介!の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。
Canvaで動画にテロップや字幕をプロっぽい多様なデザインで追加することができる!
Canvaで「テキスト」機能をつかって簡単に動画にテロップや字幕を追加することができました!
テキスト機能の「アニメート」をつかえば左から右に動くテロップなどさまざまなエフェクトをワンクリックでつけられ、編集がとてもシンプルで簡単です。
また、動画テンプレート上のテロップを変換する方法は最初からテロップにアニメーション設定もされているので、簡単にプロっぽい仕上がりの動画を作成することができますね!
ここで動画にテロップや字幕を入れるポイントをおさらいしましょう。
- Canvaで動画に字幕やテロップを入れるには、テロップや字幕が変更されるタイミングで動画にカットを入れる必要がある
- ワンシーンの途中でテロップや字幕を変更したい場合はシーンに「分割」機能でカットを加える
- ワンシーンに複数のテロップや素材を追加することができる
- テロップや字幕に「アニメート」機能でアニメーションをつけられる
Canvaで動画編集をして、SNSの投稿やビジネスの広告などにぜひ役立ててくださいね!
Canvaでの動画編集の基本的な操作方法を»【Canva】動画を編集する方法を徹底解説!誰でも簡単にできる!の記事で紹介しています。