Canvaの無料版でできることってなに?
どんなデザインが無料でできるんだろう。
Canvaは無料版でもじゅうぶんにおしゃれなデザイン制作をすることが可能だよ。無料版の機能やどんなデザインができるのか、Canvaを一緒につかってみていこう!
Canvaはデザインをあまりしたことがない人でも、つかいやすい編集機能と素材やテンプレートでプロ顔負けのおしゃれなデザイン作成が可能です!
無料版のCnavaと有料版のCanva Proがありますが、無料版でも有料版とほとんど変わらない機能をつかうことができるのがさらなる魅力です。
この記事を読めば、Canvaの無料版の機能と、無料でもおしゃれなデザインを簡単に作成するコツがわかります!
- 無料のテンプレートをつかって簡単におしゃれなデザインを作ろう
- 気に入った無料素材がなければCanvaのアップロード機能で自分で素材を追加しよう
- サイズの変更は無料版のCanvaでも工夫すればできる
- 画像の背景透過をしたいなら外部サイトの「remove.bg」をつかおう
- Canva Proの30日間の無料トライアルをつかってみよう
Canvaを毎日つかっていろいろなデザインをしている私が、Canvaの無料でつかえる機能やどんなデザインができるのかをくわしく紹介していくよ!
Canvaは、無料版でもSNSの投稿画像や名刺、宣伝のためのチラシなどありとあらゆるデザインが作成できる優秀なデザインツールです。
パソコン版も、スマホアプリ版もどちらも無料でつかうことができるので気兼ねなくはじめることができるので、まだ持っていない方はぜひCanvaをダウンロードしてみましょう!
Canvaの無料版をすでに試された方は、有料版のCanva Proへのアップグレードを検討されてはいかがですか?
無料版、有料版のCanvaでつかえる機能と料金形態を»【Canva】料金はいくら?無料版と有料版をくらべてみよう!の記事でわかりやすくまとめました。
どんなCanvaのつかい方が自分に合っているのかがわかりますので、ぜひ参考にしてくださいね!
Canvaの無料版でできること
無料版のCanvaではいったいどんなデザインを作成することができるのかをくわしく見てみましょう!
テンプレートをつかってデザインを作成する
Canvaにはさまざまなジャンル、サイズのテンプレートがたくさんあります!
すでにおしゃれにデザインされたテンプレートをつかえば少し画像や文字、色を変更するだけで簡単にオリジナルデザインを作成することができます。
以下は無料版のCanvaのホーム画面です。
画面上部の青い部分はデザインのカテゴリー別のテンプレートページです。
- おすすめ(デフォルトのホーム画面)
- プレゼンテーション
- SNS
- 動画
- 印刷製品
- マーケティング
- オフィス
- その他
また、「こちらも試してみませんか?」の下にはそれぞれのカテゴリーページのサイズ別テンプレートが収納されています。
ちなみに以下は「プレゼンテーション」のカテゴリーページの表示画面です。
こちらにはプレゼンテーションを作成するのに特化した6種類のサイズ別のテンプレートが収納されています。
ちなみに他のカテゴリー別のテンプレートページも同じような仕様になっていて、それぞれで違ったたくさんのテンプレートがあるからぜひ見てみてね!
では、試しにCanvaのテンプレートをつかって何かデザインを作成してみましょう。
今回は「ポストカード」のテンプレートで結婚式の招待状を作ってみます。
テンプレートの画面左上の検索欄で「招待」や「結婚」などと検索するとポストカードのテンプレートがさらに絞られます。
気に入ったテンプレートをクリックし編集画面の中に挿入しましょう。
挿入されたデザインには名前や日付、場所や時間などがすでに書かれていますのでそれらを適切に書き換えます。
また、不要な素材や文字を削除、レイアウトの変更をしてオリジナリティを出していきましょう。
こちらは名前などの書き換えをし、レイアウトやフォントを少し変更したポストカードです。
とても簡単におしゃれなデザインを作成することができました!
これでかかった時間はたったの3分ほどです。
今回はポストカードのテンプレートを参考に紹介しましたが、これと同じような要領でほかにもデザインを作成してみてくださいね!
このように、テンプレートの文字、色、配置、フォント、さらにCnavaの機能から素材を追加などをしてデザインの編集ができるからとっても便利だよ!
カスタムサイズでデザインする
テンプレートにないサイズのデザインはどうやって作成するの?
Canvaではデザインをカスタムサイズで作成することもできるんだ!
カスタムサイズのデザインを作成する手順は以下をご覧ください。
- 画面右上の「デザインを作成」をクリック
- 出てきたタブの左下の「+」(カスタムサイズ)をクリック
するとタブが以下の表示に切り替わります。
- 「幅」と「高さ」をそれぞれ記入する
- px / in / mm / cm のいずれかから単位を選択する
なお、デフォルトは「px」に設定されています。 - 「新しいデザインを作成」をクリック
するとこのように、カスタムしたデザインサイズの編集画面が表示されます!
Canvaの無料のテンプレートをつかって作成したデザイン例
Canvaに無数にあるテンプレートすべてを紹介することはできませんが、人気のテンプレートをつかって作成したデザイン例をこちらで紹介します!
YouTubeのサムネイル
YouTubeのサムネイルは、料理系、ゲーム系、ハウツー系、ペット系などさまざまなジャンルの無料でつかえるサムネイルのテンプレートが用意されています。
こちらはテンプレートのサムネイルのレイアウトを参考にしながら、背景画像や人の画像、文字などを変更し、Canvaの画像を背景にちょい足ししてみました。
海外YouTubeのようなデザインのサムネイルですね!
写真コラージュ
「写真コラージュ」という種類のテンプレートはさまざまな種類、色、形、レイアウトで構成されたコラージュのテンプレートです。
テンプレートに入っている画像は、差し替えたい画像をテンプレートの上にドラッグするだけで簡単に挿入することができ、編集がとても簡単です。
上記ではすべての写真と文字とフォントを変更し、中央に帯を入れてみました。
パンフレットやWebサイトのアイキャッチ画像などにつかえそうですね!
履歴書
Canvaには「履歴書」のテンプレートもたくさんあります。
しかしこれらの履歴書は日本の仕様とは異なるため、すべてのシチュエーションでつかえるわけではなさそうです。
海外で仕事を探すような機会があればとても役に立ちそうですね!
チケット
「チケット」のテンプレートは「イベント」や「コンサート」「映画」などにさらにカテゴリー分けされていて、どれもカラフルでおしゃれなデザインがたくさんあります。
それらのすべては両面デザインが可能になっており、色も自由に変更できるので独自でイベントを開催する予定のある方はぜひチケットテンプレートをつかってみてはいかがでしょうか?
賞状
「賞状」のテンプレートは「表彰状」や「感謝状」などさまざまな種類の賞状を作成できます。
賞状といえば日本のスタンダードな縦書きのものを思い浮かべるかもしれませんが、Canvaにある賞状のテンプレートはどれもモダンで綺麗な装飾がされているのでさまざまなシチュエーションにつかい分けができます。
上記の賞状は文字の変更し、背景を画像に変更したものです。
いろいろと思いついたアイディアを試してみてくださいね!
Canvaにあるすべてのテンプレート一覧
Canvaには、「こんなものまであるの!」と以外に思うようなテンプレートもあります。
いったいどんなデザインテンプレートがあるのかを一覧にしてみました。
SNS
・Instagramの投稿用 ・Instagramのストーリー・Facebookの投稿 ・あなたのストーリー ・Facebookカバー
・WhatsAppステータス ・TikTok用動画 ・YouTubeサムネイル ・YouTubeオプニング動画 ・アニメーションSNS
・SNS ・YouTubeチャンネルアート ・Twitterの投稿 ・Pinterestピン ・Facebook広告 ・Instagram広告
・Facebookイベントカバー ・LinkedInバナー ・Instagramストーリーハイライト
プレゼンテーション
・プレゼンテーション(16:9)・トーキングプレゼンテーション ・モバイルファーストプレゼンテーション
・プレゼンテーション(4:3)・ブレインストーミングのプレゼンテーション ・ゲームのプレゼンテーション
動画
・動画 ・Facebookビデオ ・動画メッセージ ・スマホ動画 ・YouTube動画 ・ビデオコラージュ ・YouTube動画広告
・フィード広告動画 ・LinkedInビデオ広告 ・Twitchのスクリーン ・Twitchの背景
印刷製品
・バンパーのステッカー ・壁掛けカレンダー ・トートバッグ ・スウェットシャツ ・パーカー ・マグカップ ・ノート
・名刺 ・角丸加工された名刺 ・画像バナー ・キャンバスプリント ・ロールアップバナー ・ステッカー ・メニュー
・ポストカード ・招待状(正方形) ・誕生日の招待状 ・バースデーカード ・お礼のポストカード ・招待状(縦長)
・結婚式の日程案内のポストカード ・結婚式招待状(正方形)・不動産ポストカード ・お知らせ ・ガレージサイン
・ポスター ・チラシ ・賞状/証明書 ・Tシャツ ・フォトブック ・2つ折りのカード ・メッセージカード(横)・手紙
・パンフレット ・レターヘッド ・履歴書 ・ニュースレター ・ラベル
マーケティング
・Blogバナー ・ギフト券 ・メルマガヘッダー ・ステッカー ・チケット ・クーポン ・Eメールニュースレター
オフィス
・A4文書 ・レポート ・ToDoリスト/予定表 ・提案書/企画書 ・グラフィックオーガナイザー ・請求書 ・メモ ・チェックリスト
その他
・インフォグラフィック ・デスクトップ壁紙 ・グラフ ・本の表紙 ・マインドマップ ・雑誌の表紙/雑誌カバー
・カレンダー ・ポスター(横) ・練習問題 ・スマホの壁紙 ・しおり ・ブログ用グラフィック ・プログラム
・レッスン計画 ・電子書籍の表紙 ・タグ ・アーティスティックなCDカバー ・チラシ/フライヤー横 ・4コマ漫画
・クラスの時間割 ・コンセプトマップ
Canvaで無料でつかえる素材を紹介!
Canvaにはたくさんの無料で使用可能な素材がたくさんあります。
しかし、ひとことでは言い表せないのでどんな素材があるのかここで見ていきましょう!
「素材」機能のつかえる無料素材
Canvaの「素材」機能にはたくさんの無料でつかうことのできる素材が収納されています。
素材と言っても「グラフフィック」素材から「アニメーション」、「グラフ」や画像を切り抜く「フレーム」機能などたくさんの素材が詰まっています。
ここですべての素材の紹介は割愛しますが、比較的よくつかいそうな便利な素材を見てみましょう。
グラフィック素材
Canvaには、数えきれないほどたくさんの「グラフィック」素材が収納されています。
上記画像は無料のグラフィック素材を組み合わせてデザインを作成したサンプルです。
たくさんありすぎてほんの一部しかお見せできませんが、「素材」のエディターの上部の検索欄にほしい素材の「キーワード」を入力してみましょう。
目当ての素材が絞り込まれて表示されるのですぐほしい素材を見つけることができます。
Canvaにあるほとんどの機能に絞り込みをする「検索欄」があるよ。
とても便利だからぜひ覚えておこうね!
動くグラフィックの「ステッカー」素材
動くグラフィック素材をCanvaでは「ステッカー」と呼んでいます。
ステッカーも「素材」機能の中にあり、それぞれかわいい動きをしていて目を引く素材なのでCanvaで動画を作成するときにぜひ活用してください!
上記はほんの一部ですが、ステッカーの動く様子をご覧になれます。
画像を切り抜く「フレーム」素材
Canvaの「素材」機能の中に画像を切り抜くことができる「フレーム」素材があります。
フレームはすべて無料で使用することができ、さまざまな形のものが用意されているので本当につかいがってがいいです。
つかい方も簡単でフレームに写真をドラッグするだけでできてしまいます。
「フレーム」のさらにくわしいつかい方、編集のしかたについては»Canvaなら画像の切り抜きもワンクリックで解決!無料から有料の機能まで徹底解説!の記事で紹介をしていますのでぜひ参考にしてください!
「アップロード」機能で独自素材をアップロードできる
Canvaでは所有している「画像」「動画」「音楽」素材を自分でアップロードしてCanvaのデザインに使用することができます。
そうすることにより、Canvaの無料版をつかっているユーザーでもさらに素材のバリエーションを増やすことができますよ!
素材をアップロードする方法は以下の手順を参考にしてください。
- 編集画面左側の「アップロード」をクリック
- 画面左上の紫色のボタン、「メディアをアップロード」をクリック
- 表示されたファインダーからアップロードしたい画像をダブルクリック
- エディターにアップロードされた画像をクリックしデザインに挿入
とても簡単にできるのが嬉しいですね。
またアップロードした画像はストックされ、何度でも使用が可能ですのでぜひ活用してください!
「テキスト」機能で文字入れ
Canvaの「テキスト」機能では文字どおり文字を挿入し、編集することができます。
文字の入れ方はとても簡単ですので以下の手順に従ってください。
- 編集画面左側の「テキスト」をクリック
- 「見出しを追加」をクリック
すると編集画面にテキストが挿入され、通常の文字入力と同じ方法でテキストを変更しましょう。
Canvaにはたくさんのフォントも搭載されています。
フォントの変更は以下の手順で行います。
- フォントを変更したいテキストを選択する
- 編集画面上部フォント名が書かれた右側の▽をクリック
- 左側のエディターにフォントが表示されるのでそこから気に入ったものを選択
テキストも立派なデザインの一部なので、たくさんフォントがあるのは嬉しいですね!
Canvaのテキストの編集の仕方を»Canvaで文字入れ徹底解説!おしゃれなテキストデザインは初心者でも簡単!の記事で徹底解説をしています。
テキストのことで何かわからないことがあればぜひ、参考にしてくださいね!
「写真」機能のフォトグラフ素材
Canvaの「写真」機能にもたくさんの無料でつかえる写真素材がたくさん収納されています。
上記は「子猫」のキーワードで写真を絞り込みをしたときのサンプル画面です。
写真も本当にたくさんありますし、Canvaは基本的に素材の商用利用が認められているためさまざまなビジネスシーンでデザインを使用することができます。
Canvaの商用利用に関して»【Canva】商用利用OK!ルールを守って正しく使おう!の記事でくわしくまとめてありますので気になる方はぜひチェックしてみてください!
「背景」機能の背景素材
Canvaの「背景」機能にはたくさんの背景画像が収納されています。
エディターの仕様は「素材」機能や「写真」機能と同じで背景をキーワード検索もでき、エディター上部で単色の背景色を選択できますし、エディターにはカテゴリー分けされた背景がすでに表示されています。
上記は背景の検索欄で「葉っぱ」で絞り込みをし、背景を挿入したときのサンプルです。
「背景」なので、他の素材に被ることなく画面ピッタリに表示されるのが特徴です。
背景素材にはときどき有料ものもありますが、これらのほとんどが無料でつかえるのでとても便利ですよ!
「動画」機能の動画素材
Canvaの動画機能も仕様は「素材」機能や「写真」機能と同じで、エディターの中にたくさんの動画素材が入っています。
上記は無料でつかえる動画素材を映したサンプル動画です。
動画の大きさも拡大、縮小、切り取りをしてサイズの変更が可能ですし、動画が長いようであればトリミングをすることもできます。
動画をトリミングする方法を知りたい方は»Canvaで動画をトリミングする方法を解説!初心者さんも簡単にできる!の記事でくわしく説明をしていますのでぜひご覧ください!
「オーディオ」機能の音楽素材
Canvaでは簡単な動画編集も可能で、編集した動画に音楽素材を当てることもできます。
しかしCanvaの無料版でつかえる音楽素材には数に限りがあり、それらのほとんどが有料素材となっています。
無料版でも音楽素材のバリエーションを増やしたい場合は自分でアップロードしたものを使用しましょう!
素材をアップロードする方法は「素材を独自でアップロードできる」をご覧ください。
また、Canvaの音楽素材を使用する際の注意点を»【Canva】YouTubeで音楽素材を商用利用するときのルールとは?の記事でくわしく説明をしています。
「絵文字」機能の絵文字素材
Canvaには「素材」機能のグラフィックのほかに、スマホに収納されているものと同じような無料でつかえる「絵文字」素材もあります。
「絵文字」素材は左側のエディターの中の「もっと見る」の中にあります。
絵文字のつかい方はグラフィック素材と同じです。
大きさや向き、色の変更などもできるのでスマホの絵文字よりもよりバリエーションを増やすことができます!
絵文字機能のつかい方や絵文字が文字化けしてしまうときの解決法を»【Canva】絵文字機能で文字化け知らず!ワンクリックで簡単挿入!でさらにくわしく紹介していますのでぜひ参考にしてください!
Canvaに無料と書いていない?有料機能の見分け方
Canvaの無料版をつかっているのだけど、デザインに挿入できたから無料だと思っていたらダウンロード時に支払いを要求されちゃったよ!
それはおそらく有料素材をつかったからだね。
Canvaは無料版でも有料版でもすべての素材が表示される仕組みになっているから、課金をしたくない場合はきちんと見分けて使用することが大切だよ!
Canvaの無料版でも有料版でも、使用するエディターはすべて同じものが表示されています。
有料版のCanva Proユーザーでしたらそれらのすべてを使用する権限がありますが、無料版のユーザーはCanvaの機能や素材が無料かどうかをきちんと見分けなくてはなりません。
しかし有料機能や素材を見分けるのはとても簡単です!
素材や機能の横に王冠マークがあるかどうかを確認しましょう。
上記はCanvaの「写真」素材を開いたときのサンプル画像です。
素材によって王冠のマークがあったりなかったりしますが、王冠のマークが入っているものはすべて有料素材です。
また、上記画面上部の「サイズを変更」の横にも黄色い王冠マークが書かれていますのでこちらは有料の機能であることがわかります。
なお、デザインに挿入したオレンジ色の花の画像には王冠マークが書かれていませんのでもちろん無料で使用できます!
上記は無料版のCanvaで有料素材をデザインに挿入したときのサンプル画像です。
デザインの白い花全体にCanvaの透かし模様が入っています。
無料版で有料素材を挿入すると必ずこの透かしが入りますので、これでも有料か無料かを見分けることができますね。
Canvaのスマホアプリももちろん無料!
Canvaにパソコンで使用するブラウザ版のほかにスマホアプリ版があるのをご存知ですか?
もちろんスマホアプリのCanvaも無料ではじめることができます。
スマホアプリのCnavaはブラウザ版とは別にスマホでアプリをダウンロードする必要がありますが、これらの良いところは同じアカウントでCanvaを使用すればデザインを共有でき、ブラウザ版とスマホアプリの両方からデザインの編集ができ、つかえる機能もまったく同じところです!
しかしスマホアプリ版のCanvaは小さな画面の中に機能が収納されているためブラウザ版とエディターの使用が少し異なります。
そのため、Canvaアプリの使い方に慣れないと少しつかいづらく感じてしまうので、どこに機能が収納されているのかをみてみましょう。
Canvaアプリのホーム画面
以下はCanvaアプリのホーム画面です。
画面上部にはデザインのカテゴリー別のページが収納されており、デフォルトは「おすすめ」ページが表示されています。
「おすすめ」のボタンがあるカテゴリー欄を右にスワイプするとさらに隠れていたカテゴリーが表示されますので、最初から作成するデザインの目的が決まっているようでしたら、こちらのカテゴリーで絞り込みをするととても便利です。
Canvaアプリのすべての機能が収納された場所
Canvaアプリの素材やテキスト、背景などを追加する場所を確認しましょう。
以下の左側の画像はCanvaアプリのデザインの編集画面です。
Canvaのすべての機能はデザインの編集画面左下の「+」の中にあります。
画面下部を横にスクロールすると隠れている機能が表示されますので、Canvaアプリの素材や機能をデザインに追加したいときは、まず編集画面の「+」をタップしてこれらの機能が収納された画面にくることを忘れないようにしましょう。
Canvaアプリの素材の編集機能が収納された場所
デザインに追加した素材の編集機能が収納されている場所を確認しましょう。
なお、ここで言う「素材」とはCanvaのデザインに追加するすべてのものを指し、グラフィック素材や写真素材、音楽素材などすべてをひっくるめて「素材」と表現しています。
各素材を編集するには、編集画面で編集したい素材をタップしてみましょう。
すると編集画面下に選択した素材のみに使用できる編集機能が表示されます。
それらの編集機能は選択する素材により表示されるものが変わりますが、表示されたもの以外の編集はできないと考えてください。
よく素材の編集機能の中でCanvaのメイン機能の「テキスト」や「素材」を探してしまって編集できずに困ってしまう人がいるんだよ。
アプリの仕様を最初からわかっていれば、サクサクデザインすることができるね!
スマホアプリ版のCanvaの使い方を»【Canva】スマホアプリの使い方!どこにいても自由にデザイン!の記事で徹底解説をしています。
Canvaアプリをつかっていてわからないことがあればぜひ参考にしてくださいね!
無料版のCanvaでデザインのサイズ変更をする方法
Canvaでデザインを作成するにはまずデザインのサイズを決定することからはじまります。
それはどういうことかと言うと、Instagramの投稿用画像なら1080px×1080pxだったり、YouTubeのサムネイルを作成するなら1280px×720pxといった規定のサイズがあるので、作成するデザインの目的に合わせて一番はじめにサイズを決定するということです。
しかし、デザインを作成したけどやっぱり後からサイズの変更をしたくなったり、同じデザインで別のサイズも作成したい、ということもあるでしょう。
有料版のCanva Proなら「マジックリサイズ」というサイズを指定してワンクリックでサイズ変更を行うことのできる機能が搭載されていますが、無料版のCanvaでは残念ながらマジックリザイズ機能はありません。
それじゃ無料版のCanvaでは後からデザインのサイズ変更ができないの?
そんなことないよ!
無料版のCanvaでも、パソコン版のCanvaをつかって一工夫すればデザインのサイズ変更が可能だからその方法を教えるね。
無料版のCanvaでデザインのサイズを変更する方法のサンプルとして、Instagram(1080px×1080px)のデザインを、YouTubeのサムネイル(1280px×720px)のサイズに変更してみましょう。
上記はInstagramの投稿用画像のデザインの編集画面です。
デザインをすべて青線で囲み、選択してコピーしましょう。
つづいてYouTubeのサムネイルのデザインの新規ページを作成します。
新規作成したYouTubeのサムネイルのサイズの画面にさきほどコピーしたInstagramのデザインをペーストします。
なお、デザインに写真素材が含む場合は写真素材とそれ以外の素材を別々にコピペしてください。
YouTubeのサムネイルのサイズに合わせ、画像や素材の配置、大きさを変更してデザインを整えましょう。
これで無料版のCanvaのデザインのサイズ変更は完了です!
有料版のCanva Proの「マジックリサイズ」機能から、無料版のCanvaでデザインを変更する方法をさらにくわしく» 【Canva】画像のサイズを自由に変更しよう!縮小と拡大も簡単にできる!の記事でまとめていますのでぜひ参考にしてください!
Canvaの無料版ではフォントの追加ができる?
Canvaに気に入ったフォントがなかったたら、無料版でもフォントを自分で追加してつかうことができるのかな?
残念ながら無料版のCanvaではフォントを追加することはできないよ。
だけど有料版のCanvaなら自分でアップロードしてつかうことができるよ!それに2022年5月時点では無料でつかえる日本語フォントだけでも278種類もあるんだ!
無料版のCanvaでは残念ながら独自フォントの追加ができる機能はありませんが、有料版のCanva Proには「ブランドフォント」といい、自分で外部サイトからダウンロードしたフォントをCanvaにアップロードし使用することができる機能があります。
しかしCanvaは日本でのサービスがスタートした2017年以降、少しづつ日本語のフォントの数も増え、2022年の5月現在ではCanvaの有料、無料の日本語フォントをあわせて317種類、無料版でつかえるもので278種類と、日本語フォントの数がここ1年ほどで格段に増えました。
英語のアルファベットのフォントは探すのが大変なほどありますので、大抵のことでフォント探しに困ることはありません!
上記はCanvaでつかえる日本語フォントのほんの一部をまとめたものです。
Canvaでつかえる日本語フォントを»【Canva】おしゃれな日本語フォントを紹介!おすすめの使い方!の記事でどのようなフォントがどんなデザインい適しているのかも含めて紹介をしていますので、ぜひ参考にしてください!
また、有料版のCanva Proのブランドフォントの追加のしかたについても»【Canva】フォントを追加しておしゃれなデザインを作ろう!の記事で外部サイトでフォントをダウンロードする方法からCanvaにアップロードするまでをくわしく説明していますのでぜひご覧ください!
無料版のCanvaでダウロードできない形式とは?
無料版のCanvaでは残念ながら以下の保存形式でデザインをダウンロードすることができません。
- ファイルの種類:SVG
- サイズ(ダウンロード時にサイズを変更する機能)
- 透過背景(ファイルの余白の背景を透過させてダウンロードできる機能)
- ファイルを圧縮(画質を意図的に落とし軽くした状態でダウンロードできる機能)
上記は無料版のCanvaのダウンロードタブを開いたときの画面です。
有料機能には黄色い王冠のマークが入っています。
王冠がないものが無料でつかえる機能になりますので覚えておきましょう。
以下は無料で利用できるファイルの保存形式をまとめたものです。
- JPG
- PNG
- PDF(標準)
- PDF(印刷)
- MP4形式の動画
- GIF
無料版のCanvaでもほとんどの保存形式をつかうことができて、とってもお得だね!
また、Canvaのデザインをダウンロードする方法やダウンロードできなくて困ったときの対処法なども知りたい方はぜひ»Canvaで作成した画像を簡単にダウンロードする手順!の記事をご覧ください。
Canvaのダウンロードに関することをくわしくまとめてあります!
Canvaの無料版で画像の背景透過はできる?
Canvaの無料版でデザインを背景透過をし保存することはできるのかな?
Canvaの無料版では背景透過機能は備わっていないよ。
だけど有料版のCanva Proなら写真の被写体の背景を透過したり、背景透過をしたデータ保存ができるよ。だけど、外部ツールをつかってCanvaのデザインを無料で背景透過しデータ保存する裏技もあるから紹介するね!
残念ながら無料版のCanvaでデザインの背景を透過することはできません。
しかし、Google Chromeのブラウザ上で無料で誰でも登録なしで使用できる「remove.bg」というツールをつかってデザインの背景を透過しデータ保存することができます。
上記は「remove.bg」のホーム画面です。
背景を透過させたいCanvaのデザインを画面上にドラッグ&ドロップするか、ファイルをアップロードすれば自動でデザインの背景が透過されます。
無料版のCanvaでデザインの背景を透過する方法を»【Canva】ロゴを透過するにはどうするの?無料でできる!でくわしく紹介しています。
無料版のCanvaのデザインも印刷できる?
Canvaで作成したデザインは有料版でも無料版でももちろん印刷することができます!
印刷方法もネットプリントに入稿してもいいですし、チラシやポストカードなど自分で用意した用紙のサイズにデザインのサイズを合わせてダウンロードすれば、自宅で印刷することもできます。
ここで、印刷会社に入稿するとき用のCanvaのデザインの印刷用データの保存形式を確認していきましょう!
以下はCanvaの無料でつかえるチラシのテンプレートで作成したデザインです。
デザインをダウンロードする手順は以下を参考にしてください。
- 画面上部の「ファイル」をクリック
- 出てきたメニューの中の「ダウンロード」をクリック
すると画面右上にダウンロードのタブが表示されますので以下の設定と手順に従ってください。
- 「ファイルの種類」で「PDF(印刷)」を選択
- 「トリムマークと塗り足し」にチェックをつける
- 「カラーベース」を「CMYK」に設定する
- 「ダウンロード」をクリック
これで印刷会社へ入稿するのに最適なCanvaデザインのPDFファイルができました。
ネット印刷などはデータを送れば数日、早ければ翌日に納品をしてくれますし、かえって自分で印刷するよりも綺麗に仕上がり、安く済むことが多いです!
印刷料金は納期やサイズ、枚数、カラーかどうかによっても金額が異なりますので、数社見積もりをとってから決めることをおすすめします。
Canva Proは30日間無料トライアルができる!
Canvaの無料版を使用している方に朗報です!
有料版のCanva Proを無料で試せる30日間のトライアル期間があります。
Canva Proの通常料金は月額払いで1,500円、まとめて年額で払えば12,000円で、トライアルの申し込み時に支払い方法を選択し、クレジットカードまたはデビットカード、またはPayPalの情報を登録すればトライアルを開始することができます。
Canvaの無料トライアルをしてみて満足したら、そのまま解約せずに継続利用すれば料金が引き落とされます。
しかし、やっぱり有料版は必要ないと思えば30日以内に解約をしましょう。
もしもCanva Proの無料トライアルをしていることを忘れてしまったらどうしよう・・
だいじょうぶ。Canva Proの無料トライアルが終了する5日前にCanvaがメールで教えてくれるよ!
そのとき、またはそれより手前で解約手続きをしても、トライアル期間の30日間はPro版のCanvaが継続してつかえるんだ。
ちなみにCanvaを退会してしまうと、例えば有料版の機能で自分で追加したフォントなどの機能は無効になるので注意しましょう。
Canvaを解約する場合は»Canvaを解約するには?Pro版と無料トライアルの退会方法の記事をぜひ参考にしてください。
パソコン版から、またはスマホ版でCanvaを解約する手順をくわしく説明しています。
無料版のCanvaでもおしゃれなデサインが作成できる!
Canvaの無料版でも、充実した機能とおしゃれな素材、テンプレートをつかっておしゃれなデザインを簡単に作ることができました!
無料版のCanvaは有料のPro版に比べれば素材やテンプレートの種類は少ないですが、それでも25万点を越える無料素材やたくさんのテンプレートをつかってデザインすることができます。
また、気に入った素材や写真がない場合はCanvaのアップロード機能で追加しつかうこともできますし、無料版にはない背景透過機能なども外部サイトを利用し工夫して機能を増やすことも可能です。
ここで今回の記事の内容をおさらいしましょう。
- 無料版のCanvaでもたくさんのテンプレート素材があり初心者でも簡単におしゃれなデザインを作成できる
- Canvaの有料素材は王冠マークがついているので無料素材の見分け方も簡単
- 無料版にない背景透過機能は外部サイトのremove.bgで補うことができる
- アップロード機能をつかえば無料版のCanvaでも素材のバリエーションを増やすことができる
Canvaの無料版でも工夫しだいでプロのようなデザインが楽しめますね。
ここで紹介したこと以外にも、何かいいアイディアを思いついたらどんどん実践していきましょう!
やっぱり有料版のCanva Proにするかどうかをまだ迷っている方はぜひ»【Canva】料金はいくら?無料版と有料版をくらべてみよう!の記事をご覧ください。
Canvaの無料版のと有料版の料金と機能をわかりやすくまとめましたので、自分に合ったプランを見つけることができますよ!