Canvaって画像の編集機能がたくさんありすぎてよくわからないなぁ。
どれから使い方を覚えていったらいいんだろう?
Canvaの中でも頻繁につかう機能から覚えていくといいよ!
とくに知っておきたい編集の便利技について紹介していくね!
Canvaは、誰でも簡単にオシャレなデザインをつくることができる画像作成ツールです。
今回は、Canvaのなかでも特によく使う画像編集機能の操作手順と便利技について紹介していきます。
- 個人の画像は「メディアをアップロード」からアップロード
- 画像を回転させたいときは「回転矢印」をドラッグしながら回転させる
- 画像をぼかすときは「調整」の中の「ぼかし」機能でぼかす
- 縁取り画像をつくりたいときは「背景リムーバ」機能を使う
Canvaを使ってさまざまな場面でデザイン作成している私が、デザインの現場でも特によく使うCanvaの画像編集機能について紹介していくよ!
Canvaには、イメージに合った画像や資料をカンタンにつくれるよう、数多くの画像編集機能が備わっています。
基本的な画像編集は無料版Canvaでできますが、一部の編集機能や1億点を超える写真素材の利用など、便利な機能は有料版のCanva Proでのみ使用可能です。
有料版のCanva Proは、CanvaアカウントにログインしてCanva Proに登録後、30日間だけ無料で使うことができます。
Canvaにログインするためのアカウント登録方法ついてはこちら≫Canvaをダウンロードしてプロ並みのデザインを簡単につくろう!の記事で詳しく解説しています。
こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
Canvaに画像をアップロードする基本手順
Canvaでは、自分で準備した写真素材やイラストなどをCanvaにアップロードして、デザイン作成することが可能です。
画像をアップロードしていく手順をみていきましょう。
まず、Canvaのホーム画面から「デザインを作成」をクリックして、デザインを新規作成していきます。
今回、画像サイズは「Facebookの投稿」を選択しています。
- 「アップロード」をクリック
- 「メディアをアップロード」をクリックして画像を選択
- Canvaにアップロードされた画像の上でクリック
自分で用意した画像のアップロードする手順はこれで完了です。
Canvaの画像を回転させるには
次に、画像を回転させる画像編集を紹介していきます。
さきほどアップロードした画像の上でクリックしてみましょう。
画像の上でクリックすると、画像の下に画像を回転させることのできる「回転矢印」のボタンが出てきます。
下枠と画像の海の水平線が平行になるように、回転矢印のボタンをドラッグしながら回転させてみましょう。
回転できたら、画像の四隅を引っ張って、画像のサイズと位置を枠の中で調整します。
画像を回転させて位置の調整ができました。
画像をぼかして今どきのデザインにしよう!
今度は画像をぼかしみたいと思います。
- 画像の上でクリック
- 「画像を編集」をクリック
- 「調整」から「すべて表示」をクリック
- 「ぼかし」機能をつかって値を変更
編集画面を閉じるときは、画像の上で再度クリックします。
画像をぼかすことができました。
ぼかしを使うと、夜景や大勢の人などの様々な風景の雰囲気を、カンタンに変えることができます。
「調整」の中の「ぼかし」以外も組み合わせて使うと、表現の幅が無限に広がるので、いろいろ試してみましょう。
ぼかしについて、さらに詳しく解説した記事≫【Canva】ぼかしでデザインの幅を広げよう!全体や一部の加工も簡単解説!もあるので参考にしてみてください。
縁取りした画像は見栄えが違う!Canvaで簡単加工!
さきほどの画像の「モアイ」を縁取っていく手順を解説していきます。
画像の上でクリックしたら「画像を編集」から「背景リムーバ」をクリックして背景を切り抜きます。
こちらの画像は「画像の縁取りの部分」になります。
- 画像の上でクリック
- 「画像を編集」をクリック
- 「背景リムーバ」をクリック
「適用」を押し縁取り用の画像を背景リムーバで切り取ったら、重ねる画像と見分けがつくように画面中央から少しずらしましょう。
次に、縁取り画像の上におく画像をつくっていきます。
「アップロード」をクリックして、同じ画像を選んで、画面の画像の上にアップロードしていきましょう。
- 再度アップロードした画像の上でクリックして画像を選択
- 「画像を編集」をクリック
- 「背景リムーバ」をクリック
「適用」を押したら、縁取りの背景色を変えていきましょう。
- 2枚の画像の外側でクリック
- 「背景色」ボタンをクリック
- カラーを選択
今度は「縁取り部分」の色を変えていきたいと思います。
- 「縁取り用の画像」の上でクリック
- 「画像を編集」をクリック
- 「調整」の「明るさ」と「明暗」を100、「彩度」は-100にする
縁取りの色を変えれたら、画像を重ねていく準備に移ります。
縁取り用の画像だけ、画像の角を引っ張って、わずかに大きくサイズ変更してみましょう。
あとは上にのせる画像を重ねるだけです。
上にのせる画像の色も変更したい時は、上に重ねる画像の上でクリックして画像を選択した後に「調整」や「フィルター」をつかって変えましょう。
画像をずらして配置した後は「グループ化」を押して、重ねた2枚の画像を固定していきます。
「グループ化」のボタンは、重ねたい画像の外側から、重ねる画像をドラッグで小さな長方形を描くようになぞると、ボタンが出現します。
グループ化できたら、画像の四隅を引っ張って、サイズや位置の調整をしていきましょう。
テキストも挿入してみました。
デザイン調整が終わったら縁取り画像の完成です。
Canvaの画像を縮小・拡大
画像を自在に拡大・縮小できたら、画像編集がとてもスムーズにはかどりますね。
有料版のCanva Proには、ワンクリックで画像サイズを自動変更できる「マジックリサイズ」という機能があります。
マジックリサイズをつかうと、デザインを作成している途中からでも、現在のデザインデータを引き継いで、簡単にサイズを変更することができます。
- サイズを変えたい画像をクリック
- 「サイズを変更」をクリック
- 変更サイズを選択
- 「コピーとサイズ変更」をクリック
「マジックリサイズ」をつかうと、このようにデザインを作成している途中からでも、簡単に画像サイズを変更することができます。
もちろん、無料版Canvaだけをつかって画像を拡大・縮小していくことも可能です。
ですが、無料版Canvaでデザインを作成している途中からサイズ変更するには、手動でコピペしてのサイズ変更になるため、マジックリサイズよりすこし手間がかかります。
マジックリサイズをつかった自動での画像サイズ変更や、無料版Canvaのみでリサイズしていく手順についてはこちら≫【Canva】デザイン作成途中からでもワンクリックでリサイズ!でも詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
Canvaの画像をダウンロードする方法
Canvaで編集してつくった画像は、どのようにダウンロードしたらよいのでしょうか?
画像は、つくったままでは「クラウド上にあるデータ」にすぎないので、ダウンロード後に公開して、はじめて意味を持つものになります。
Canvaの画像をダウンロードする方法は次のとおりです。
- 「ダウンロード」をクリック
- ファイルの種類を選択
- ダウンロードするページを選択
- 「ダウンロードボタン」を押す
ダウンロードした画像データは、パソコンやモバイルデバイスで設定している保存領域に保存されます。
ダウンロード後は、画像がきちんとダウンロードできているか、データを開いて確認していきましょう。
もし、ダウンロードできなかったときや、ダウンロードの手順や確認事項についてはこちら≫Canvaでつくった画像をダウンロードしよう!でも詳しく解説しています。
ぜひ読んでみてください!
画像背景を透過できる便利なCanva!
特定の人物を切り抜いてアイキャッチ画像をつくったり、画像の背景を変えて新しいデザインにつくりかえたいときは、どのようにしたらよいのでしょうか?
Canvaには画像の背景を自動で切り抜いてくれる「背景リムーバ」という便利な機能があります。
「画像を編集」のなかの「背景リムーバ」をクリックすると、画像のメインとなる人物や物体だけをCanvaが自動的に識別して残し、それ以外は背景として切り取ってくれます。
こちらはCanvaの有料版でのみ使える機能になりますが、背景を透過させたり、手動で画像を修正できたりと、かなり便利な機能です。
画像背景を透過できる「背景リムーバ」機能についてはこちら≫Canvaで人物の背景をワンクリックで切り抜きする方法を紹介!で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
Canvaの画像が保存できない方のチェック項目
Canvaでつくった画像を保存できないときは何が起こっているのでしょう?
- パソコン設定などのデバイスの問題がある
- Canvaがメンテナンス中またはシステム障害が起きている
- ダウンロードするデータの枚数が多い、またはアニメーションデータが混在しているとき
上記のような原因で画像が保存できないのかもしれないですね。
画像を保存できないときの確認事項については、Canvaで作成した画像をダウンロードする手順を紹介する記事の≫画像をダウンロードや保存ができないときの対処法で紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
Canva画像の商用利用について
Canvaには写真やイラストなど、アップロードしてデザイン作成に使える画像や素材が多数あります。
ですが、お店のチラシや仕事で使う名刺など、ビジネス目的で画像を使いたいとき、著作権はどうなっているのでしょう?
正しくCanvaを使用するためにルールを把握しておくことは、とても重要ですね!
Canvaで作成したデザインを多方面で商用利用したい方のために»【Canva】商用利用OK!ルールを守って正しく使おう!の記事も用意しています。
- Canvaの素材ごとの商用利用するときの注意すべき点
- どのようにビジネス展開できるか
などをくわしく説明をしていますのでぜひ参考にしてくださいね!
画像編集も簡単!Canvaでオシャレな画像をつくろう!
今回、Canvaでよく使う編集機能の便利技について紹介しました。
最後にCanvaの画像編集で便利な機能をおさらいしていきましょう!
- 画像のアップロードは「メディアをアップロード」または、画像をCanvaに直接ドラッグアンドドロップ
- 回転させるには「回転ボタン」をドラッグしながら回転
- ぼかしたいときは「画像を編集」を選択して「ぼかし」機能をつかう
- 縁取りするときは背景リムーバで同じ画像を切り抜いて、サイズを違わせたあと重ねる
Canvaにはさまざまな編集機能がありますが、どれも直感的に操作でき、使いやすかったかと思います。
今回紹介した編集技のほかにも、Canvaに用意されているテンプレートやフレーム、画像やフォントなども組み合わせていくと、デザインをほぼ無限につくりだすことが可能です。
フレームを使って画像を切り抜き編集する方法についてはこちら≫Canvaで画像を切り抜く方法を徹底解説!の記事でも紹介しています。
こちらも是非参考にして、Canvaの画像編集の便利技を増やしていってくださいね!